「YouTubeチャンネルを運営しているけれども、ネタが尽きてきた」「面白い企画ネタが思い浮かばない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。YouTubeのチャンネル登録者を伸ばし収益化するためには、高いクオリティの動画を高頻度で投稿することが欠かせません。そのため、企画ネタをどのように見つけるかは成功を握る重要なポイントです。本記事では、多くのYouTubeチャンネルの支援やコンサル・運用をしてきた弊社が、効率の良いネタの探し方や、ネタ切れの原因、そしてネタ探しの注意点について解説します。YouTube動画のネタが切れたらどうしたらいい?YouTubeの動画は、基本的に毎日投稿もしくは週3-4回など頻度高く投稿する方が効果的です。しかし、撮影や編集ととても時間がかかる作業が多い中、面白い動画のネタや、人が興味を持つサムネの作り方が思いつかないということも多いでしょう。そんな時は、ご自身のチャンネルでネタが思いつかない原因をよく理解した上で、効率よくネタ探しをしていくことが大切です。▶︎YouTubeのネタの決め方について詳しく知りたい方は、「YouTubeネタはこう決める!企画の考え方と外せない点 をプロが解説」も参考してください。YouTubeのネタが切れる4つの原因YouTubeのネタが切れる原因にはどのようなものがあるのでしょうか。原因を知ることでネタ切れした際に対処することもできるでしょう。これから、YouTubeのネタが切れる原因4つを紹介していきます。①チャンネルのコンセプトが定まっていないYouTubeチャンネルのコンセプトが定まっていないと、どんなユーザーやターゲットに見てほしい動画にすれば良いのかが曖昧になり、動画のネタが見つけづらくなってしまいます。動画ネタをあれこれと考える前に、今いちど自身のチャンネルがどのようなチャンネルなのかを整理してみることをおすすめします。その際には、自身のチャンネルを一言で言うとどんなチャンネルなのかを意識すると良いでしょう。20〜40代の男性をターゲットとしたソロキャンプのチャンネル10代女性に観てもらいたいプチプラメイク術旅好きの人に観てもらいたい国内の旅行Vlogターゲットを理解する際には、YouTubeアナリティクスなどの分析ツールを活用して、年齢層や視聴者の地域・よく観られている動画を確認しましょう。②独自のアイディアにこだわりすぎているYouTubeチャンネルでよくあるケースが、独自の企画ネタやアイデアにこだわりすぎることで、登録者や再生回数が伸びないケースです。「面白いはずなのに!」「独創的なのに」と思うかもしれませんが、初見のユーザーからすれば受け入れられにくといったことがしばしばあります。いわゆる尖った企画ネタも重要ですが、あまり伸びていないと感じている場合には、自身のチャンネルのコンセプトとあった「よくあるネタ」を投稿してみることをおすすめします。③自分の得意分野が分かっていない自分の得意分野を理解していなければ、不向きな事でアイディアを生み出すのはかなり苦しいでしょう。例えば矢と弓を持っておりその才能があるのにもかかわらずそれらで人を叩いているようなものです。自分の得意分野や好きな事をネタ帳か何かに書き起こす事でまず大まかなネタ一覧ができます。そしてできた一覧の一つひとつがもう動画のネタになります。深く考え込まず、まずは自分の好きなこと得意なことを行うことが大切です。④積極的に情報収集していない情報を集めないということは、海外に移住するにもかかわらずそこの国の言葉を全く理解していない位危険なことです。今の世の中片手で何でも調べ探すことができる時代です。しかし闇雲に調べればいいと言う訳ではありません。どのようなことが知りたいのかを明確にしていくことが大切です。そしてできれば新しい情報を集めましょう。情報は次々に新しい波がきて更新されていくので、常に調べる癖をつけていってください。Googleが出しているYouTubeアナリティクスは、どの層に見られているか、滞在時間は何分かなど詳しくデータを出してくれます。アナリティクスも情報の一つでどのようなネタが見られているかなど自己分析することも情報収集の一つです。YouTube動画の企画ネタを探す7つの方法YouTubeのネタは生活の至るところに転がっていて、片手でなんでも調べる事ができます。しかし情報が溢れかえっている世の中で、どのように選べばいいのかをご紹介いたします。探し方1:SNSでトレンド情報を探すInstagram、Twitterを使いトレンド欄、ハッシュタグを見れば、世界や日本で今どのようなことが流行っているのかがすぐ分かります。トレンド系の企画ネタで重要なことは、「新鮮さ」です。YouTubeの流行りは1週間もたてば、すぐに変わってしまうものです。そのため、トレンド系のネタは、なるべく早く投稿することが再生回数を伸ばすためのコツです。また、トレンドはわかっても、どんな企画にすれば良いかわからないといった人は、実際にTwitterで検索をしてみて、「どんなことが呟かれているのか」をチェックしましょう。世間の人がトレンドに対してどんな見方をしているのかを確認し、企画ネタ作りの基本とすることができます。探し方2:YouTubeの急上昇を確認するYouTubeの急上昇には、幅広い視聴者層の興味を惹く動画やショートが表示されます。ユーザーごとにパーソナライズされておらず、日本全体で関心が高まっているテーマだと言えます。SNSのトレンドと同様に、新鮮さが大事ですので、急上昇に上がっている企画で動画を作る際には、できるだけ早く投稿することが大切です。探し方3:フォロワーからリクエストを募集するYouTubeのチャンネル登録者やコメントを残してくれるファンの中には、企画のリクエストやネタを提供してくれる人がいます。いわゆる「生のファンの声」なので、大変貴重だといえるでしょう。また、TwitterやInstagramなどのSNSで募集をかけるのも効果的です。リプライでやりとりができるので、企画の詳細などもフォロワーさんからヒントをもらうことができます。探し方4:クラウドソーシングで企画ネタを募集する「クラウドワークス」や「ランサーズ」といったクラウドソーシングを活用して企画ネタを考えるのも一つの手です。サービス内で募集を立てて、企画のテーマやジャンル・内容といったものをクラウドワーカーに入力してもらいます。相場は一つの企画で10円〜20円ほどです。ネタのクオリティは、クラウドワーカーによって良し悪しがあるので、全てが採用できるネタとは限りませんが、入力してくれたネタをヒントに新しい企画を思いつくといった副次的な効果も期待できます。探し方5:過去にバズった動画の構成を変えるご自身のチャンネルで過去に投稿した動画で、視聴者からの評判が良かった動画の構成や内容の一部を変えて投稿するのもおすすめです。例えば、過去にとある商品を動画で紹介して多くの再生回数を集められたのであれば、「実際に使ってみる」「関連商品を紹介する」といったように、切り口を変えて動画を投稿してみましょう。探し方6:テレビや雑誌を見るテレビや雑誌などのマスメディアは、昔ほど影響力はなくなってきていますが、人気の番組や雑誌は多数あります。特にテレビは一流の構成作家が企画書を作り、世に出ている企画ばかりなので、高いクオリティの企画になっています。もちろん、予算やキャストなどの違いからテレビの企画をそのままYouTubeでやることはできませんが、なぜこの番組が流行っているのか・なぜこの企画が話題になっているのかといった視点で番組を見ることで新しいネタ探しのヒントになるでしょう。探し方7:他のYouTuberの動画を参考にする人気YouTuberの様々なジャンル(歌ってみた、〜〜やってみた、)などの動画をみてどんな歌が再生されているか、何を使っているのかリサーチしてみることもおすすめです。一昔前なら1000℃に熱した鉄球、アルミホイルを叩くなど、その動画をやってみることで人気YouTuberの関連動画に出てくるなど視聴者の獲得もすることができます。パクリなど言われてしまうことがあると思います。しかしまず何かの真似をすることによって自分には何が合っているかを見つける事ができます。探し方8:サジェストキーワードから探すサジェストを使えばすぐに色々なことを調べることができます。「東京 観光」など調べてみると多数のユーザーが検索しているワードや検索数が増加傾向にある検索ワードが一覧で出てきます。無料でサジェストキーワードをまとめて見ることができるツールが多数あり、それらのツールを使い調べてみると動画のネタを探すことができます。探し方9:関連キーワードから探すサジェストキーワードと少し似ていますが、関連ワードとは、検索クエリ、関連サイト、共起語などを参考にしてコンピュータがあなたに合ったワードを出してくれるものです。自分に合ったワードを出しやすくするために検索エンジンでアカウントを作りログインをしておくとより自分に合ったワードを出してくれます。YouTubeのネタ探しをするときの3つの注意点今の時代YouTubeは全世界の人が見ることができ、とても馴染み深いものになっています。そして子どもや主婦・主夫なども多く観る時代になってきています。そういった中でYouTubeが出している規約が多数あるので、注意すべき3点をご紹介します。注意点1:暴力や過激な行為はしないYouTubeが子どもにも多く見られていく世の中で、あまりにも過激な動画を出してしまうと通報されることもありチャンネル停止(通称垢BAN)になる可能性があります。今までやってきたことが簡単に全て水の泡になってしまわないよう、YouTubeが出している規約がありますのでそれをしっかりと読み注意して動画作成をしましょう。注意点2:性的な内容は含まない今のYouTubeの性的なコンテンツに対してはとても厳しく、服を常時着用していないだけでも注意が入るような対策をしています。性的なコンテンツになってしまうと関連動画に出てこないなど急上昇になりづらく、かなり不利になってしまうので注意してください。注意点3:モラルに反する行為はしない近年YouTubeの規約が大きく変わり最近では炎上もかなり減ってきていますが、人気YouTuberもモラルに反する行為をし、炎上してしまったこともありました。本来ではない使い方や使用量の度を越してしまうなどといった行動は、人気企画の『〜〜やってみた』と紙一重の部分があるため、やってみる前にもう一度企画を考え直すことも大切です。YouTubeで面白いと思ってもらえるネタを探そう!テレビとYouTubeは、似ているようで全く異なることをしっかりと理解した上で、世の中の人たちはどのような動画を求めているのかを知り、そして自分の武器を使って斬新で面白いネタを生み出していってください。これからまだまだ可能性のあるYouTubeは、確かな情報を集めていくことで面白い動画を作っていくことができます。弊社では、企業に特化してYouTubeチャンネル運用の支援サービスを提供しております。YouTubeのネタがなかなか出せないもしくは継続できないそもそもYouTubeチャンネルを開始したいがどのようにすればいいか分からないすでにYouTubeを始めているが、なかなかネタが続かず継続的に投稿ができないといったお悩みを抱えている方はぜひ気軽にお問い合わせください。その他YouTube運用の参考になるお役立ち資料も無料で公開しております。