近年、企業でチャンネルの活用が急増しているYouTubeですが、具体的なYouTubeの利用者数が気になっている人も多いのではないでしょうか。この記事では、YouTubeの利用者数の推移、世界と日本の利用者数の詳細についてご紹介しているので、YouTubをこれから運用してみたい方もしくは既存運用されている方は参考にしてみてください。YouTubeの利用者数の推移とはYouTubeは、今年2020年で設立15年を迎え、利用者数の推移は国内外共に増加し続けています。テレビ離れがすすむ現代、YouTubeを含むネット動画は非常に経済価値のある巨大市場です。さまざまな動画サイトがあるなかでも、認知度も利用率も飛び抜けて高いYouTubeはなぜこんなにも人気があるのか、こちらの記事ではその理由について解析していきます。YouTubeの利用者数についての詳細3つインターネットを利用したことのある人ならばほとんどの人が知っているYouTubeは、その利用者数も非常に多いです。時代に合わせて少しずつ変化していながら、利用者の求めているものを崩さないという方針の結果が利用者数の増加にともなったといえるでしょう。世界各国でサービス提供されているYouTubeの、国内と世界、それぞれの利用者数についての詳細をお伝えします。総合的な利用者数、年代別、広告利用の3つに分類して、説明していきます。利用者数についての詳細1:YouTubeの総合的な利用者数YouTubeは現在、100ヶ国以上でサービスが提供されており、80の言語に対応しています。YouTube全体での再生数は1日に10億回以上とされており、YouTubeを日常的に利用している人が多いことが伺えます。日本国内でもYouTubeの利用者は増加しつづけています。世界と国内のYouTubeの利用者数について解説していきます。世界での利用者数YouTubeの利用者数は全世界で20億人を超えています。世界のインターネットの利用者数は、45億人以上とされており、そのうちの1/3以上のユーザーがYouTubeを利用しているということになります。特に利用者数が多いのはアメリカで、サイトへのアクセスの約15%がアメリカからになります。日本はインドに次いで世界で3番目のアクセス数です。日本国内での利用者数日本国内でのYouTubeの認知率は90%以上で、一般にも広く知られていることが分かります。国内利用者数は2021年の時点で6,500万人を超えており、これは、日本の総人口の約5割になるとされています。特に若者の利用率が増えており、魅力的なサービスの展開に伴って今後も利用者は年々増加していくだろうと予想できます。利用者数についての詳細2:YouTubeの年代別で見る利用者数スマートフォンの普及に伴い、YouTubeはスマートフォンのアプリで視聴するという人も増えています。特に若い人にその傾向は多いです。また、インターネットに対応したテレビでの視聴も増えています。こうした利便性の良さがさらなる利用者の増加と、幅広い年齢層からの支持につながったといえるでしょう。世界と国内での年代別の利用者数について解析します。世界の場合全世界で20億人以上の利用者がいるYouTubeですが、特に利用者が多いのはアメリカです。アメリカでは、成人の73%がYouTubeを利用しているというデータがでています。これは、アメリカのソーシャルメディアの利用率の中でも非常に高い水準です。また、15~25歳では、その利用率は81%になっています。幅広い年代に視聴されているYouTubeですが、特に若年層からの支持が高いことが分かります。日本国内の場合日本国内でも、YouTubeは幅広い年代で利用されています。10代~60代では、どの年代でも利用率は5割を超えているという、とても高い水準です。利用者数が多いのは40代、次いで50代、30代となっています。10代の利用者については、10代後半からのデータとなっているため、数でみると少ないですが、人口に対する利用率は男女ともに5割を超えています。YouTubeの視聴者層について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。▶︎参考記事:YouTubeの視聴者層について知りたい!年代別特徴6つと分析方法を紹介利用者数についての詳細3:YouTubeを広告として活用している利用者数YouTubeを視聴者として利用している人が大半ですが、YouTubeをマーケティングとして活用している利用者も多いです。YouTube広告を活用したり、商品のPR動画を作成したりと、利用者数の多いYouTubeだからこそ、たくさんの人の目に留まるというメリットがあります。世界の場合YouTubeの広告の売上高はこれまで公開されていませんでしたが、2020年に初めて昨年度の売上高が約150億円(1兆6000億円超)になると報告されました。YouTubeの広告売上高は2018年度から35%も増加しており、その増加率は、Google検索の広告売上高の2倍といわれています。このことからも、YouTubeを広告として活用する利用者が増加していることが分かります。日本国内の場合日本国内でも、YouTube市場は増加しています。2017年には、国内YouTube全体の収益は200億円を超えました。YouTube広告の売上高は、2019年で200億円を超え、2022年には330億に到達すると予測されています。特に若い世代では、YouTube広告がきっかけで商品を購入したという人が4割というデータがでており、今後もYouTube広告を活用する利用者が増加することが予測されます。マーケティングとしてYouTubeの利用者数が多い理由YouTube全体での1日の動画視聴時間は10億時間を超えています。YouTubeの広告収入も年々増加しており、YouTubeに広告を掲載する利用者も多いことが分かります。YouTubeのスマートフォン用のアプリができたことで、YouTubeの視聴がより手軽に、便利になりました。そして、若者を中心にテレビ離れが進んだことで、TVでの広告よりも、ネット広告のほうがより宣伝の場になるというのも、利用者が多い理由です。商品購入の大きな動機付けになる動画視聴中に広告が入るのが嫌だという人ももちろんいます。しかし、実際に広告を見て商品購入に繋がったという利用者がいるのも事実です。特に、若年層ほど、広告を見て商品を購入したという利用者が多いのです。これは、YouTubeの親会社がGoogleであるというのも関係しています。Googleからの検索履歴から、利用者の興味がありそうな商品をYouTube広告で表示することができ、よりターゲットを絞ることができるのです。バンパー広告のサイト誘導率の高さバンパー広告は、動画の途中で表示される広告で、6秒以下の長さですがスキップすることができません。時間の長い広告であれば、スキップするか、広告を流したまま他の作業をするという人もいますが、6秒以下でスキップもできないということで、視聴者の目に確実に留まることになります。そして、6秒以下というごく僅かな時間で商品の魅力や価値を伝えるため、結果として視聴者の興味をよりひく広告になるのです。長くダラダラと商品説明をされるより、必要な情報を的確に伝えてもらえるほうが、購買意欲につながります。利用者数から見るYouTubeの今後の展望YouTubeの利用者数は年々増加しています。ユーチューバーの人気や、芸能人のYouTube参入など、今後もYouTubeの利用者は増え続けることが予想されます。また、5Gという新たな通信規格のサービスも開始され、通信速度もより早くなり、これまでよりも高画質でスムーズな動画の視聴が可能になるのです。スマートフォンでの動画視聴が増えている今、5Gの始動で動画市場はさらに飛躍すると考えられます。YouTubeの利用者数を分析してマーケティングに役立てよう視聴者の興味のある広告を流せるというのも、YouTube広告の強みです。特に、スキップができないバンパー広告は、視聴者の興味をひきやすいです。限られた時間の中で、商品の価値をいかに的確に伝えられるかが重要になります。スキップ可能な広告でも、最初の5秒で興味をひくことができれば、視聴者の購買意欲を高めることができます。それらを分析すれば、マーケティングに役立てることができるでしょう。弊社では、YouTubeを活用したマーケティングの支援サービスを提供しています。YouTubeを活用したマーケティングを実施したいがどのように活用したらいいか分からないYouTubeの運用をしたいが社内にリソースがない始めてみたはいいものの、全く再生回数が伸びずに困っているといったお悩みを抱えている企業様がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。その他、YouTubeチャンネル運用の参考になるお役立ち資料も無料で公開しています。