「動画を使ってイベントを盛り上げる方法を知りたい」「イベントの広告費を削減したい」と考えている方も多いのではないでしょうか。イベント動画は広告費を削減したり、イベントを盛り上げたりする効果があります。この記事ではイベント動画のメリットや活用法などを紹介します。ぜひ参考にしてみてください。イベント動画の種類5つWeb媒体を利用して動画発信が盛んに行われるようになった今、注目されているのは「イベント動画」です。イベント動画には大きく分けて5種類ありますが、それぞれの特徴を上手に使い分けることで、動画を利用することで得られる効果を一層高められるでしょう。次項では、それぞれのイベント動画の特徴や、使い分けのコツについて詳しく徹底解説します。イベント動画の種類1:オープニングムービーオープニングムービーは、名前の通り、イベントが始まる前に流すイベント動画のことです。「今からイベントが始まるぞ」、「今から〇〇について楽しめるぞ」など、イベントを前にして参加者の期待をアップさせる効果があります。落語で言う「前座」のように、メインイベントの前に観客席を温め、盛り上げたい時におすすめです。イベントと関連のある内容のものや、明るいBGMや色を使った動画を作成すると良いでしょう。イベント動画の種類2:ティザーティザーとはイベントの予告や広告を目的として動画配信するために作られた動画のことです。イベントが開催されるのに先立って、SNSやネット上で動画を流し多くの人にイベントについて知ってもらう効果があります。イベントを全て見せるのではなく、鍵となるポイントはあえて隠すように動画を編集することにより、イベントに対する期待を高めることができます。イベント動画の種類3:アタックムービーアタックムービーとは、イベントの節目に流す動画のことです。イベントで開催される授賞式やビンゴ大会など、イベントの中でも特に盛り上がる種目が始まる前に流されます。アタックムービーは、人を惹きつけることを目的としているので、スピード感が溢れる動画や、派手な効果音などを利用した動画が制作されます。アタックムービーを上手に活用できるか否かは、イベントの盛り上がりに影響を与えると言っても過言ではありません。イベント動画の種類4:エンディングムービーエンディングムービーはイベントの最後に流される動画のことで、イベントの内容を振り返る効果があります。結婚式で最後に流されるムービーのことをイメージすると良いでしょう。みんなの笑顔や、盛り上がっている場面、感動するシーンなどをビデオを通して振り返ることにより、会場にいる人が全員イベントの内容を共有できます。イベント動画の種類5:ライブ配信ライブ配信は、イベントの様子をインターネット上でライブ配信するサービスです。このサービスにより、イベントに参加できなかった人も、イベントの内容を楽しめる効果があります。ライブ配信の動画を録画することにより、イベントの動画をもう一度再利用して使用することも可能です。いろいろな使用用途があるので、便利な動画配信サービスと言えるでしょう。イベントで動画を作成するメリット4つイベントの際に、イベント動画を上手に活用することは、大きく分けて4つのメリットがあります。次項ではイベント動画を導入し、イベントを開催することの利点や、おすすめのポイントについて、徹底解説します。メリット1:広告費の削減イベント動画を導入し、チラシやポスターの使用を減らすことにより、広告費の削減効果があります。チラシやポスターのオーダーや、チラシ配りやポスター貼りにかかる人件費を考えるとかなりの額になりますが、イベント動画なら1つの動画をネット上に流すだけでいいのです。業者に頼む場合は、動画制作費がかかりますし、自分で作る場合だと、動画撮影や動画編集の労力がかかりますが、チラシやポスターに比べると低料金です。メリット2:訴求力が高い昔から「百聞は一見にしかず」ということわざがありますが、イベント動画を利用する2つ目のメリットは、動画は訴求力が高いことです。チラシやポスターなどでイベントについてあれこれ述べるより、動画で訴えた方が人の心を惹きつけます。イベントについて相手により一層深く伝えることが可能となり、イベントに興味を持ってもらいやすくなるでしょう。メリット3:会場を演出できるイベント動画をイベント中に使用することは、会場を演出するメリットがあります。BGMや明るい映像、音声や画像での説明により、イベントに参加している人の興味を惹きつけることが可能です。盛り上がって欲しいシーンでイベント動画を効果的に使うなら、会場を演出し、参加者をこちらのペースへエスコートすることが可能となります。メリット4:多方面で活用できるイベント動画は、イベントの時だけでなく、多方面で活用できるメリットがあります。例えばライブ配信した動画を録画し、別の機会に利用できるでしょう。また、イベントの前の宣伝、イベント中の盛り上がった様子、イベントが終了した後の様子などを、後日Webや動画サイトで活用するなどの使い方もできます。イベント動画を制作する際のポイント3つイベント動画を制作する際に、注意したいポイントは次の通りです。3つのポイントとは、参加者目線を重視すること、制作会社とシナリオを作ること、演出方法を決めることです。それぞれのポイントを押さえ、視聴者が見て気持ちが良い動画を作成することを心がけましょう。次項では3つのポイントについて具体的に説明します。イベント動画制作のポイント1:参加者目線を重視する動画を作る際は、参加者目線で動画制作することを心がけましょう。ついつい見落としがちになるのが、「主催者目線で動画を作ってしまう」落とし穴です。参加者の年齢層、興味がありそうなこと、イベントの目的などを考え、参加者が見て楽しく、惹きつけられる動画を作りましょう。そのためには、参加者のことをよく知る努力も必要です。イベント動画制作のポイント2:制作会社とシナリオを作る制作会社とシナリオを作る際は、こちらの趣旨を明確に伝え、しっかりとコミュニケーションをとるように心がけましょう。こちらの趣旨をしっかりと伝えることは、勘違いを避け、こちらのイメージする動画にできるだけ近づけるために大切です。制作会社は、プロ目線で、イベントの参加者を惹きつける動画のシナリオを考えてくれますので、担当者のアドバイスにしっかり耳を傾けると良いでしょう。イベント動画制作のポイント3:演出方法を決める制作会社とシナリオを決めて、イベント動画の方向性が決まったら、ビデオの演出方法をについて考えましょう。例えば、ティザーのイベント動画を制作するならどの媒体でいつから使用するかを話し合うことができます。アタックムービーを取り入れるなら、イベントの中で一番盛り上がってもらいたいプログラムをチェックことが大切です。このように、製作したイベント動画を上手に生かし、多くの人が喜んで見てくれるタイミングを見流さないようにしましょう。イベント動画の作成例5選イベント動画作成例の、動画の特徴や流れについて考えていきましょう。実際に迫力や、ワクワク感などを感じると、イベント動画のメリットや活用法についてイメージしやすいからです。次項では5つの動画について解説します。イベント動画の作成例1:Future of Work Japan 2018この動画は、Future of Work Japan 2018のイベントについてのティザーですが、白を背景にして清潔感がある中で音楽に合わせて、暖色の粒が渦を巻いたりして移動しています。「イノベーションの種は見つかりましたか」と問いかけ、暖色の粒が、湧き上がるイノベーションの種だとイメージさせる効果が出ています。優しく問いかけ「何かポジティブなものが得られそうだ」と期待させることに成功している動画です。イベント動画の作成例2:白猫プロジェクト猫白プロジェクトのティザー動画で、2人の会話形式により動画のストーリーが展開しています。テロップ効果を上手に使いストーリーがいいテンポで進んでいるので見ている側を飽きせません。テーマソングを途中から入れたり、アニメにモザイクをかけたりるなど、物語のテーマが伝わるように意図しています。最後に主人公が叫んで終わるので「この後はどうなるの」と気になって見たくなるよう工夫しています。イベント動画の作成例3:働き方を考えるカンファレンス2018働き方を考えるカンファレンス2018のティザーです。インタビューによりストーリーが展開していますが、要点が伝わるようにテロップで会話が表示されています。インタビューされている人の視線がカメラ目線でないことや、いろいろな角度から撮影しているので、わざとらしさを感じさせません。全体的に淡い光のエフェクトと、ピアノの優しいBGMで、参加者が緊張せずイベントに参加するためのリラックス効果が出ています。イベント動画の作成例4:ミライイノベーション北陸|北陸銀行ビジネスコンテストナレーションがなく、音楽と、テロップのみでストーリーが展開しているティザーのイベント動画です。あえてナレーションを使わずBGMと背景、テロップのみにすることでテンポがよく、動画に集中させることに成功しています。色の使い方、音楽のタイミングとテロップのタイミングがバッチリで、スピード感を作り出しています。コンテストそのものも、躍動感やスピード、迫力を与え参加者を期待させる効果が抜群です。イベント動画の作成例5:クリエイターFesこちらは学生イベントのエンディングムービーとして作られた動画で、映画撮影の様子が描かれています。みんなで思い出を回想し、共有しているストーリー展開になっており、動画製作に携わっていない人にも「なごやかで楽しい雰囲気の中みんなが製作に取り組んだ」ことが伝わります。全体的に動画ではエフェクトやフィルターを使っているので、「思い出の回想シーン」という趣旨をより強く伝える効果が出ています。動画でイベントを盛り上げようイベント動画を上手に使うことにより、コスト削減効果、会場の演出効果、視力に訴えることによる訴求力効果、多方面で活用できるなどさまざまなメリットがあります。イベント動画を作る過程で「参加者の年齢層、興味を持っていること、悩み」など、参加者について知る必要があるので、イベントの良い準備ができるとも言えるでしょう。何より明るく、迫力のある動画は、会場を盛り上げますので、参加者に楽しんでもらえます。動画をマーケティングに上手く活用すれば、今より利益をあげられる可能性があります。認知度向上や売り上げに悩んでいる場合は、動画マーケティングを活用してみるといいでしょう。動画を見る人は増えているため、今後ますます動画でのビジネスの場が増えることが予想されます。いち早く動画マーケティングを採用して、ビジネスに活用していきましょう。弊社では、動画を活用したマーケティングのご支援をしており、SNS・YouTubeチャンネル運用やインフルエンサーキャスティング・動画広告運用代行等、企業が動画を活用するための総合的な支援体制がございます。動画マーケティングを実施したいすでに動画を活用しているけどうまくいかずに困っているといったようなお悩みを抱えている企業様がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。その他、動画活用に参考になるお役立ち資料も無料で公開しています。