YouTubeの利用率は全体平均で85%ほど。年々利用率も高まっている傾向にあるため、みなさんも、YouTubeの動画を普段よく見られているかと思います。YouTubeは自分の興味のあるものを簡単に探して見ることができるので、普段の生活のなかでよく見る方も多いのではないでしょうか。このYouTubeですが、本名が載ってしまう場合があることをご存知でしょうか。YouTubeアカウントを匿名にする必要性は2つペンネームを使ったことはあるでしょうか。少なくともラジオ番組やテレビ番組で、耳にしたことはあるでしょう。ペンネームを使うことで、本名を出すことなく匿名で番組の感想などを伝えられますし、特徴あるペンネームを使うことで印象に残りやすいという利点があります。実は、YouTubeのアカウントは、Googleで登録した名前になるので、もし変更をしないまま誰かの動画にコメントを残したり、動画をアップロードして配信したりすると、本名がそのまま残ってしまっているかもしれません。YouTubeのアカウントを匿名にする必要性は2つあります。それは、動画投稿時にGoogleのアカウント名が表示されてしまうこと、Gmailを使っている場合は本名であることの2つです。動画投稿時にGoogleのアカウント名が表示されてしまう訳とは2006年にGoogleがYouTubeを買収したことによって、GoogleアカウントとYouTubeは連携されています。つまり、Googleでログインした状態でYouTubeに動画を投稿すると、Googleに登録している名前が表示されることになってしまうのです。Gmailを使っている場合は本名であることもGmailを使っている方は、文字通りメールを利用するためにアカウントを作成したと思います。本名を相手に伝える必要があることから、本名で登録した人が多いでしょう。Gmailは複数のアカウント作成が可能なので、ビジネス用とプライベート用に分けて使っても良いかもしれません。なぜなら、先ほど説明した通りGoogleアカウントとYouTubeは連携されるので、本名で登録したアカウントから動画を投稿したりコメントを残したりすると、そのまま本名が表示されることになります。なので、ビジネス用とプライベート用のアカウントを分けて作成し、YouTubeと連携するGmailを本名以外で登録したプライベート用を利用することで、個人情報を不用意に出すことなく便利に使うことができるのです。YouTubeアカウントを匿名にするブランドアカウントとはGmailをビジネス用とプライベート用に分けて作成するのも一つの方法ですが、メールアドレスとパスワードをそれぞれしっかりと管理する必要があります。しかしながら、現代社会において個人情報保護の観点から、パスワードを設定するものが増えてきており、これ以上増やしたくない、管理するのが大変だと考える人も多いのではないでしょうか。ブランドアカウントとは、Googleのアカウント1つでいくつものチャンネルを作成できるもので、チャンネル名も自由に設定できるペンネームのようなものです。個人情報をなるべく出すことなく、YouTubeを利用することが可能です。YouTubeアカウントを匿名にするメリット4つでは、YouTubeアカウントを匿名にするメリットとはなんでしょうか。実は、4つもメリットがあるのです。それは、好きなチャンネル名に変えられること、複数作成できること、コメントしたいときもその名前で表示されること、ユーザー名と切り分けて使えることです。では、それぞれのメリットについて詳しくご紹介します。匿名にするメリット1:好きなチャンネル名に変えられる匿名にするメリットその1は、好きなチャンネル名に変えられることです。ブランドアカウントにすることで、チャンネル名の制限がなくなるので、自分の使用したいチャンネル名に設定することが可能になります。動画をアップしたい方であれば、ジャンルに合った名前に設定することで、検索されやすくなりますし、そうでない方にとっても使用したい名前に変えられるのが良い点であると言えるでしょう。匿名にするメリット2:複数作成できる匿名にするメリットその2は、複数作成できることです。YouTubeチャンネルを複数作成することで、チャンネルごとに特色を出すことができます。1つのブランドアカウントから設定して、チャンネルを複数作成することが可能です。動画をアップする方は、ジャンルごとにチャンネルを作成することによって、それぞれ興味のある方を視聴者として集めることができます。匿名にするメリット3:コメントしたいときもその名前で表示される匿名にするメリットその3は、コメントしたいときもその名前で表示されることです。ブランドアカウントからチャンネル名を使用することで、デフォルトのアカウントが出ないので、安心してコメントすることができるでしょう。また、YouTuberとして活動して行きたいと考えている方にとっては、コメントを残すことによって、そのまま自分のチャンネルの宣伝効果にもつながると言えます。匿名にするメリット4:ユーザー名と切り分けて使える匿名にするメリットその4は、ユーザー名と切り分けて使えることです。通常アカウントは、Googleアカウント名がそのままYouTuberのユーザー名やチャンネル名として表示されるのですが、ブランドアカウントは、自由に設定ができるので本名を出すことなく自由に使うことができます。YouTubeアカウントを匿名にする手順10個YouTubeアカウントを匿名にするメリットについて説明しましたが、今までそのまま利用してきた方も、匿名にしたほうがより使いやすいと思われたのではないでしょうか。では、匿名にするにはどのようにすれば良いのでしょうか。YouTubeアカウントを匿名にするには作業手順が10個あります。10個は多いと思われるかもしれませんが、細かく分けて10個ですので、安心してご覧ください。匿名にする手順1:Gmailアカウントを作成する匿名にする手順その1は、Gmailアカウントを作成することです。Gmailアカウントを持っていないとYouTubeコンテンツの視聴やコメント入力ができないからです。Gmailアカウントを新規に作成するには、名前、ユーザー名、パスワードを入力する必要があります。 順に入力したら[次へ]ボタンをクリックします。すると、電話番号、再設定用のメールアドレス、生年月日などを入力するページが表示されますので、順に入力をします。その後、プライバシーポリシーと利用規約に同意するとGmailアカウントの作成が完了します。匿名にする手順2:YouTubeへアクセスする匿名にする手順その2は、YouTubeへアクセスすることです。手順1で作成したGmailアカウントでYouTube(https://www.youtube.com/)にログインをします。その後、画面右上のアイコンをクリックし[設定]をクリックします。匿名にする手順3:チャンネルの追加または管理するをクリック匿名にする手順その3は、[チャンネルの追加または管理する]をクリックすることです。手順2で[設定]をクリックした後に出てくる画面の中央部分の[チャンネルを追加または管理する]をクリックして下さい。匿名にする手順4:チャンネルを作成するをクリック匿名にする手順その4は、画面中央にある[チャンネルを作成する]をクリックすることです。すると、自分のGoogleアカウント「〜@gmail.comからのチャンネル」と表示されるので、その下の[新しいチャネルを作成する]をクリックします。匿名にする手順5:ビジネス名などの名前を使用を選ぶ初めてチャンネルを作成する場合は[ビジネス名などの名前を使用]という表示が出るかもしれません。この表示が出た時は、[チャンネル作成]を選ばず、[ビジネス名などの名前を使用]をクリックして下さい。匿名にする手順6:ブランドアカウント名にチャンネル名を入力する匿名にする手順その6は、ブランドアカウント名にチャンネル名を入力することです。コメントを残すためだけに使用する場合であれば、その時思いついたもので問題ありません。しかし、動画をアップしたり、本格的にYouTuberとして活動したい場合には、チャンネル名からコンセプトがイメージできるもの、検索されやすく、見てもらえる機会が増えるような名前に設定したほうが良いと言えます。選んだチャンネル名をブランドアカウント名に入力しましょう。そして、[作成]をクリックします。すでに使用済みになっていなければ登録ができます。匿名にする手順7:確認画面から携帯電話番号か電話番号を入力する匿名にする手順その7は、確認画面から携帯のアドレスか電話番号を入力することです。動画を初めてアップロードする場合には、初回設定で電話番号認証が必要となってくるからです。認証されると、カスタムサムネイル設定や15分以上の動画のアップロードやライブ配信などができるようになります。URL(https://www.youtube.com/verify)からあらかじめ認証をしておきましょう。認証がされていない場合には、アカウントの確認という画面になりますので、携帯のアドレスか電話番号を入力し、確認コードを受け取る方法を選択し[送信]ボタンをクリックします。すでに認証済の場合には、この作業は不要となりますので手順10の作業まで読み飛ばして下さい。YouTubeアカウント確認https://www.youtube.com/verify匿名にする手順8:Googleから確認コードを受けとる匿名にする手順その8、Googleから確認コードを受けとることです。入力した電話番号に先ほど選択した方法で確認コードが届くのを待ちましょう。もし届かない場合には、1つ前の画面に戻り、もう一方の受取方法を選択してみましょう。匿名にする手順9:受けとったコードを入力する先ほど入力した電話番号に確認コードが届いたら、その受け取ったコードを入力します。「6桁の確認コードを入力して下さい」と表示された下の空欄にコードを入力しましょう。入力後[送信]ボタンをクリックしたら完了です。匿名にする手順10:既に電話番号が認証済みの場合は[次へ]をクリックして完了既に電話番号が認証済みの場合は、YouTubeのアカウント確認のURL(https://www.youtube.com/verify)にアクセスすると、「お客様のYouTubeアカウントは既に確認済みです。」と表示されます。その場合には、[次へ]をクリックして完了です。マーケティングに活用するYouTubeチャンネル名の決め方2つマーケティングにYouTubeを活用する場合ですが、できるだけたくさんの人に見てもらえるようなネーミングをつけなければいけないと考えるあまり、色々と迷ってしまうことも多いかと思います。YouTubeのチャンネル名の決め方には、2つのポイントがあります。1つ目は誰が見てもわかりやすい名前にすること、2つ目は動画のジャンルに関連するキーワードを入れることです。誰が見てもわかりやすい名前にするチャンネル名を決める1つ目のポイントとして、誰が見てもわかりやすい名前にすることが挙げられます。アルファベットだらけのものや、造語のようなものにしてしまうと、どのように呼んで良いか分からないですし、何を紹介しているチャンネルなのか想像できなくなってしまいます。結果として検索もされにくくなってしまうからです。誰が見てもわかりやすい名前にすれば、検索されやすくなるので、結果として多くの人の目に触れる機会を作ることができるでしょう。動画のジャンルに関連するキーワードを入れるチャンネル名を決める2つ目のポイントとしては、チャンネル名に動画のジャンルに関連するキーワードを入れることです。自分のチャンネルで発信する動画のジャンルや、呼び込みたいユーザー層が検索すると思われる検索キーワードを入れるということです。そうすることで、必然的にチャンネルが検索されやすくなるので、興味を持っているより多くユーザーの目に留まる機会を増やすことができるのです。匿名YouTubeのチャンネル名を変えたいときの注意点2つここまで、YouTubeアカウントを匿名にする必要性とメリット、そしてチャンネル名作成の手順を紹介しました。その中で、チャンネル名を変更可能であると説明したのですが、その際注意しなければならない点が2つあります。注意しなければならない点の、1つ目は期間と回数、2つ目は連携している他のサービスへの影響です。変更できる期間と回数Googleアカウントで名前変更が可能な回数は決められており、90日で3回まで可能です。つまり、90日間で3回名前を変更した場合で、その後もう1度変更したい場合には、長い場合で3ヶ月間待たないと変更できない可能性があります。変更をする際には、充分注意して行うようにしましょう。連携している他サービスのアカウント名も変更されてしまうGoogleアカウントの名前を変更すると、全てのGoogleサービスに反映されます。つまり、YouTubeアカウントだけではなく、Gmailの名前も変更されますので、変更する際には充分注意するようにしましょう。YouTubeのチャンネル名を匿名にするか検討しようほんの一手間でYouTubeのチャンネル名を匿名にする方法をご紹介しました。毎日の生活の一部になりつつあるYouTubeですが、チャンネル名を匿名にした上で利用するという選択肢にはメリットもたくさんあります。YouTubeのチャンネル名を匿名で利用することについて、みなさんも検討して見てはいかがでしょうか。弊社では、企業のYouTubeチャンネル運用に特化し支援事業を提供しております。YouTubeチャンネルの再生数をアップしたい、YouTuebを使って効果的なマーケティング活動を実施したい企業様はぜひ気軽にご相談ください。その他、YouTubeチャンネル運用の参考になるお役立ち資料も無料で公開しています。