視聴したい動画をなかなか探し出せないことはありませんか。プライベートはもちろん、仕事上で確認したい動画も複数の検索エンジンを利用すれば見つかりやすくなります。動画探しの効率が上がる便利な検索エンジンと一緒に動画探しのコツをご紹介していきます。動画と静止画の効果の違いとは?動画を視聴した場合と静止画を目にした場合とでは印象の残り方が異なります。静止画は写真素材とテキストを用意しデザインを決定するだけで作成できるためコスト面を抑えられますが、良い面ばかりではありません。動画は静止画よりも製作費がかかりますが視聴により多くの情報を与えられます。動画と静止画のどちらかを選択し活用する場合、それぞれのメリットとデメリットを理解しておく必要があります。視覚的・聴覚的訴求力視覚的な要素のみで情報を伝える静止画は、目に触れた内容が直接ターゲットへと伝わります。ただし目から入った情報だけ、つまりコンテンツ分以上の内容を伝えられないことから情報量が限られます。一方動画は視覚的、聴覚的の両面から働きかけることが可能です。<strong><mark>動画を見たターゲットは多くの文字を読むよりも的確に情報を得られます。</mark></strong>テキストや静止画の情報よりも商品やサービスなどをイメージしやすく、訴求力は高いと言えるでしょう。説明精度必要最低限の情報しか含められない静止画では、内容をある程度絞りターゲットへ伝えなければなりません。その点、多くの情報を組み込める動画は説明精度が高く、静止画では伝わりにくい情報をわかりやすく紹介できます。実際に作動させた状態、内部の構造などを発信しターゲットの関心を惹くことも可能です。類似の製品よりも優れている面や詳細な特徴といった注目点も動画は丁寧に伝えられ、より正確な内容をアピールできます。動画を探すときに便利な検索エンジン7選インターネット上にある動画ファイルを探すときに活用する検索エンジンを7つご紹介します。複数を横断し検索できるものなど、どれも気になる動画や以前見た動画にできるだけ効率よくたどり着くために便利な検索エンジンです。動画マーケティングを成功へ導くためにもどのような検索エンジンが存在するのかを把握しておきましょう。動画検索エンジン1:Bing VideoBing Videoはマイクロソフトが提供している動画検索サイトです。キーワードを入力して検索後、視聴したいサムネイルにカーソルを合わせるだけでプレビューでき、ユーザーは短時間で内容を確認できます。5項目のフィルターによって見たい動画を長さ、日付、解像度、ソース、価格から絞って探すことも可能です。お気に入りの動画をドラッグ&ドロップすればプレイリストの作成も簡単に行えます。動画検索エンジン2:KinzaKinzaは日本で開発されたウェブブラウザです。快適さや安全面を追求し、Chromiumをベースにしたブラウザで、Googleアカウントを利用してもログインできます。スーパードラッグ、マウスジェスチャーなど独自の機能も便利です。常にユーザーの意見に耳を傾け、バグの修正や機能の改善をしながら進化し続けています。動画再生機能もユーザーの声を聞き改善されています。動画検索エンジン3:GoogleビデオGoogleにより提供されている動画検索エンジンです。動画共有サービスとしてスタートしましたが、YouTubeが傘下に入ったことから動画検索サービスに様変わりしました。検索ボックスに文字を入力し探すとYouTubeをはじめとした様々な動画が表示され、サムネイルをクリックするとすぐに動画が再生されます。サジェスト機能により関連したキーワードが予測され、短い時間で視聴したい動画へとたどり着けます。動画検索エンジン4:JustWatchJustWatchは映画やTV番組の動画配信サービスを探すのに便利な動画検索エンジンです。複数の動画配信サービスを一度に検索できます。追加された新しいタイトルも動画配信サービス別に確認可能です。映画のジャンル、公開された年以外に、動画配信サービスの購入やレンタルの価格、評価によってフィルターをかけられます。視聴リストを活用すれば、お気に入りの作品を簡単に管理し再生できます。動画検索エンジン5:Ritlweb検索ボックスにキーワードを入力するだけで、動画サイトを一括で検索できる総合動画検索サイトです。YouTube、ニコニコ動画をはじめとした12の動画サイトから一度で探せる点はRitlwebの大きなメリットと言えます。動画サイトを1つ1つ探していく手間が省け、探している動画が見つかりやすくなります。追加され続ける新しい動画を探すことにも役立つでしょう。動画検索エンジン6:VeohVeohはFC2が運営している検索エンジンで動画の投稿や共用ができる動画共有サービスを兼ねています。バーに表示されている動画、映画、音楽、チャンネル、グループの項目をクリックするとさらに細かくジャンル分けされています。ジャンルをクリックし表示された結果は、新着順や再生数などにより並べ替えができるほか、言語、字幕、再生時間で絞り探すことも可能です。動画検索エンジン7:Yahoo!検索(動画)Yahoo!検索画面で動画を選択すると動画のみの検索が可能になります。キーワードを入力し検索ボタンを押せば、関連動画がサムネイル状態で表示されます。サムネイルの右端には再生時間が表示されており、どのくらいで視聴できるのかが一目瞭然です。フィルターは投稿日、再生時間、画質、動画サイトが設定されており、1時間以内にアップロードされた新しい動画を探すことにも時間を要しません。動画を活用する3つの目的どのようなことを達成するために動画をアップロードするのか、目的意識をはっきりさせなければ動画広告で結果を出すことは困難です。動画を使って何ができるのかを再度考えてみてください。ここでは動画を活用する目的となる3つの点を詳しく見ていきます。ターゲットの状態に合わせた訴求方法を模索する際に役立てていきましょう。動画活用の目的1:関心を持たせるため最初に自社の商品やサービスに興味を抱かせなければ次のステップへは進めません。関心を持たせるには目に触れた時点で深く内容を知りたいと感じる、好奇心を刺激するような動画が必要です。新しいサービスや商品情報を小出しにしていくティザー動画や世界観をアピールするブランディング動画など様々な手法が考えられます。印象に残ればバイラル動画となり多くのターゲットに届く可能性も出てくるでしょう。動画活用の目的2:認知してもらうためターゲットへブランドや商品、サービスの内容を認知させたい場合にも動画は有効です。見ただけでイメージが湧きにくいものも、動画だと伝わりやすくなります。興味を抱いたターゲットに対し特徴やメリットを含めた細かい情報を動画で提供していきましょう。CTAボタンで誘導し詳しい情報へたどり着けるよう設定すれば、さらに価値や魅力を伝えられます。関連するデータなどを用いればターゲットの理解はより深まるでしょう。動画活用の目的3:行動を促すため動画は自社商品の購入、サービスへの加入など行動を促す効果も期待できます。詳細に加え、顧客が利用している姿が思い浮かぶ内容をプラスすると理解しやすくなるでしょう。動画内に含まれる情報から必要性があると判断したターゲットは次のアクションを起こします。動画を利用し有益な情報を提供し続けていくと、顧客が定着する可能性も高まります。購入後の動画でのフォローはユーザーの安心感へと結びつくため大切です。効果的に動画を探す3つのコツ短時間で見たい動画を探すのは意外に難しいものです。効果的に動画を探す方法を理解していれば作業はもっと楽になります。3つのコツを把握し自社商品、サービスと競合する動画やその他の動画チェックに要する時間をできる限り短縮しましょう。動画を探すコツ1:検索演算子を使う検索サイトで検索演算子と言われる文字列や記号を使用すると、検索効率が格段に良くなります。動画検索でも検索演算子を用い効果的に動画探しができるサイトは存在します。動画サイトとしてよく知られているYouTubeもその一つです。検索演算子を使用し、検索結果から一定のワードを除外、タイトル内の単語だけを検索対象にするなど条件を絞って探せます。動画を探すコツ2:フィルターを活用する動画検索サイトの多くはフィルターによって動画を絞り込めるように設定されています。フィルターを通すことで、視聴したい動画を探す時間が短縮できます。便利な検索エンジンの項目でいくつかご紹介しましたが、フィルターの内容は動画サイトによって異なります。人気、アップロード日、再生時間といったフィルターを上手に活用しソートをかけていきましょう。動画を探すコツ3:チャンネル登録をする頻繁に視聴するチャンネルを登録しておくのも動画を素早く探す手段になります。チャンネル登録はInstaglamやFacebook、Twitterなどでお気に入りをフォローする感覚で行えます。チャンネル登録しておけば登録リストからすぐに動画へたどり着けるため、その都度動画を探さずに済むでしょう。登録しておけば注目している投稿者が新たにアップロードした動画を簡単に視聴できます。動画を探すときは複数の検索エンジンを活用しよう!快適に動画を探せる検索エンジンを活用すると、動画探しの作業は容易くなり時間的な余裕も生まれます。ご紹介した7つの検索エンジンの特徴を掴み、複数を使いこなしてみましょう。まずは、検索エンジンそれぞれの良さや使いやすさを知るため、実際に使用し動画を見つけやすいものを探すところから始めましょう。