webサイトを運営する際に、アクセス解析は重要です。この記事では、アクセス解析で分かることや、アクセス解析をするのにおすすめのツール8選をご紹介しています。これからアクセス解析をやってみたいという方は、ぜひ参考に読んでみてください。アクセス解析とは「アクセス解析」とは何かご存知でしょうか。アクセス解析とは、webサイト運営者がユーザーに望む行動をより促すために訪問者を分析することを意味します。どう分析するかというと、訪問者数や訪問者の特徴、webサイト内での行動(どのページを最初・最後に閲覧など)などを確認し、傾向を検出していきます。アクセス解析にはツールを利用するアクセス解析は、webサイトの運営者には重要であるとされています。このアクセス解析を行うためには、解析ツールを使用します。現在は、無料で使用できる解析ツールが多く提供されています。まだアクセス解析を始めていない方は、この機会に解析ツールを使用してみてはいかがでしょうか。アクセス解析の目的アクセス解析を行う目的は、webサイト運営者が望む行動をユーザーにとってもらうための、課題や改善点を見つけることです。運営者が望む行動とは、商品を販売するサイトであれば商品の購入です。また、ブログであれば読者登録など、webサイトそれぞれで望む行動があります。例えば、ただ単にwebサイトへのセッション数(=訪問者数)を増加させても、もしかしたら運営者が望むような行動をとる訪問者が少ない可能性もあります。そのような課題を検出し、改善点を検討するために、アクセス解析を行う必要があるのです。アクセス解析によって分かること8つそれでは、ここからはアクセス解析をすることによって分かることを8つご紹介していきます。アクセス解析で、webサイト訪問者の様々な特性を知ることができます。具体的にどのようなことが分かるのか、ぜひご覧ください。アクセス解析で分かること1:ユーザーの特徴まず、アクセス解析で分かることの1つ目は、ユーザーの特徴です。アクセス解析をすると、どのようなユーザーがwebサイトを訪問しているのかが分かります。例えば、年齢、性別、地域などを特定することができます。このような特徴が分かると、ターゲットにしているユーザーが訪問しているかどうかを検討することができます。アクセス解析で分かること2:興味を持った内容アクセス解析によって分かることの2つ目は、ユーザーが興味を持った内容です。アクセス解析をすると、どのようなキーワードを検索してwebサイトへ訪問したかを調べることができます。どのキーワードで流入したユーザーが多いのかを分析することで、ユーザーがどのような興味を持って訪問しているのかを把握できます。アクセス解析で分かること3:よく見ているページアクセス解析によって分かること3つ目は、ユーザーがよく見ているページです。アクセス解析ツールにて、PV(ページビュー)数を確認することができます。そのため、特にどのページが多くの訪問者に見られているのかを判断することができます。アクセス解析で分かること4:サイトを訪れて最初に見たページアクセス解析で分かること4つ目は、ユーザーがwebサイトを訪問して最初に見たページです。訪問者が最初に見たページは、ランディングページと呼ばれます。このランディングページがどこなのかを把握することで、ユーザーが何を求めてwebサイトを訪問したのかを検討することができます。アクセス解析で分かること5:最後に見たページアクセス解析で分かること5つ目は、ユーザーが最後に見たページです。ユーザーがwebサイトで最後に見たページを把握することで、そのページからなぜ離脱が多いのかを検討することができます。そのページの課題点を克服することで、ユーザーがより望むメディアの作成に繋げることもできるでしょう。アクセス解析で分かること6:どこを経由して訪れたかアクセス解析で分かること6つ目は、ユーザーがどこを経由して訪問したのかです。ユーザーがどこを経由してwebサイトを訪問したのか把握すると、ユーザーが何を求めてWebサイトを訪問したのかを検討することができます。例えば、検索をして訪問したのか、もしくは他サイトに掲載されたリンクから訪問したのかなど、ユーザーが経由するものは様々あります。アクセス解析で分かること7:サイト訪問時に使っていたディバイスアクセス解析で分かること7つ目は、webサイト訪問時に使用していたディバイスです。例えば、パソコン、スマートフォン、タブレットなど、使用ディバイスの割合を見ることができます。Webサイト訪問時に使用していたディバイスを把握すると、メディア作成やデザインの改善に繋げることができるでしょう。もしスマートフォンからの流入が多い場合は、スマートフォンでも見やすいデザインやメディア作成を目指すことができます。アクセス解析で分かること8:CVしているかどうかアクセス解析で分かること8つ目は、CV(コンバージョン)しているかどうかです。webサイト運営者にはそれぞれ異なるコンバージョンがあるでしょう。どれほど達成しているのか数値で見ることができます。コンバージョンしているかどうかを確認するだけではなく、訪問者数に対してどれほどコンバージョンしたかの割合を把握することもできます。CV(コンバージョン)とは前述したCV(コンバージョン)とは、webサイト運営者が定めた目標を達成されることを意味します。例えば、ブログであれば一定のページビューや平均滞在時間、商品を販売するサイトであれば、商品の購入です。また、情報サイトであれば資料請求など、webサイトの種類によってコンバージョンは異なります。おすすめのアクセス解析ツール8選アクセス解析の概要やどのようなことが分かるのかを理解したところで、おすすめのアクセス解析ツールをご紹介します。8つのアクセス解析ツールをご紹介するので、ぜひアクセス解析を始める際の参考にしてみてください。アクセス解析ツール1:Googleアナリティクスおすすめのアクセス解析ツール1つ目は、Googleアナリティクスです。多くの方がご存知であろうGoogleが提供する、アクセス解析ツールです。Googleアナリティクスは、無料にも関わらず多くの項目を詳細に分析してくれます。セッション数、コンバージョン、平均滞在時間はもちろんのこと、ユーザーのwebサイト内の行動も詳細に表示してくれます。さらに、Googleアナリティクスでは自動的に様々なレポートを作成してくれます。Googleアナリティクスhttps://analytics.google.com/analytics/web/provision/?hl=ja#/provision アクセス解析ツール2:Google Search Consoleおすすめのアクセス解析ツール2つ目は、Google Search Console(グーグルサーチコンソール)です。Google Search Consoleでは、無料でGoogle検索における検索結果を解析できるツールです。例えば、webサイトがGoogle検索において表示されるのかといったことや、どのような検索ワードでwebサイトがクリックされたのか、もしくはされなかったのかなどを解析できます。Google Search Consolehttps://support.google.com/webmasters/answer/9128668?hl=ja アクセス解析ツール3:忍者アクセス解析おすすめのアクセス解析ツール3つ目は、忍者アクセス解析です。忍者アクセス解析は、無料でリアルタイムの解析を提供するツールです。そして、各ユーザーの行動や情報を確認できるアクセスログを4カ月間保存することができるので、一定期間の分析にも役立つでしょう。また、設置方法もシンプルで指定されたタグをHTMLにコピーするだけで、すぐ解析をスタートしてくれます。忍者アクセス解析https://www.ninja.co.jp/analyze/ アクセス解析ツール4:アクセス解析研究所おすすめのアクセス解析ツール4つ目は、アクセス解析研究所です。アクセス解析研究所は一般的な解析に加えて、訪問者の居場所をGPS座標で解析するというユニークな解析サービスを無料で提供しています。さらに相互リンクの分析も可能で、外部リンクのクリック回数やwebサイトをどれほど巡回したかも解析します。そして、解析ファイルをグーグルドライブにて半永久的に保存できるため安心です。アクセス解析研究所https://accaii.com/ アクセス解析ツール5:SimilarWebおすすめのアクセス解析ツール5つ目は、SimilarWebです。SimilarWebでは、業界別の分析やキーワード分析ができることが特徴です。どの業界においても、トラフィックボリュームや検索ワード、ソーシャルシェアなどを解析することができます。さらに、競合webサイトが出している広告を表示することも可能です。ただし、無料サービスでは利用できる機能が少ないので、有料サービスを利用すべきか機能を見て検討するのが良いでしょう。SimilarWebhttps://www.similar-web.jp/ アクセス解析ツール6:アクセス解析 i2i.jpおすすめのアクセス解析ツール6つ目は、i2i.jpです。i2i.jpの特徴は、メインページにて、ぱっと見て分かるアクセス数や流入デバイスの割合の表示をしていることです。有料版では広告を非表示にすることができるので、webサイトの運営方法に合わせて選択できます。そして、アメブロやライブドアブログのような無料ブログを利用するブログ運営者向けに、丁寧なツールの設定方法もホームページにて提供しています。アクセス解析 i2i.jphttp://acc.i2i.jp/ アクセス解析ツール7:FC2アクセス解析おすすめのアクセス解析ツール7つ目は、FC2アクセス解析です。FC2アクセス解析の特徴は、120ページの解析が可能で、アクセス数の制限がないことです。さらに過去4カ月分の解析が保存されるので、中期的な分析をすることができます。そして、無料で利用できるツールですが、業界でも小さなバナーを提供しており、63種類のバナーから選択することができます。webサイトのデザインに合うようなバナーを選べば、バナーを目立つことなく設置できるでしょう。FC2アクセス解析https://analyzer.fc2.com/ アクセス解析ツール8:ユーザーローカルおすすめのアクセス解析ツール8つ目は、ユーザーローカルです。ユーザーローカルの特徴は、ヒートマップ解析をアクセス解析に取り入れていることです。ヒートマップ解析とは、ユーザーの閲覧数やクリック数、熟読された箇所などの数値を異なる色で表示させる機能です。閲覧数が多い箇所は赤く、反対に少ない箇所は青く表示されるため、webサイト内でどこの箇所・ページが多く閲覧されているか直感的に分かります。ユーザーローカルhttps://www.userlocal.jp/ アクセス解析ツールを活用してみようアクセス解析についてお分かり頂けたでしょうか。webサイトの運営者であれば、それぞれ設定するコンバージョンがあるでしょう。しかし、ただ訪問者を増やすだけでは、そのコンバージョン数は上がらないかもしれません。今回ご紹介したようなアクセス解析ツールを使用して、いかにコンバージョン数やコンバージョン率を上げることができるのが分析してみましょう。無料で利用できるツールも多いですので、まずはアクセス解析ツールを利用してみてください。