いま、日本のみならず全世界で人気の動画共有プラットフォームであるYouTube。様々なジャンルの動画を無料で視聴することが可能になっています。動画を視聴するだけではなく、動画を制作しアップロードすることで認知度向上や収益化などにつなげることができるため、クリエイターにも重要なチャネルになっています。そんなYouTubeに動画をアップロードしたい人を支援する機能として、「YouTubeShorts」がリリースされました。現在は日本を含む世界 100 か国以上で利用可能です。YouTubeShortsを使えば、PCや動画編集ソフト、カメラといった機材を揃えなくても、スマートフォンで手軽に動画制作を楽しむことができます。YouTubeShortsで作成した動画は通常の動画と区別された「ショート動画」として投稿され、収益化できません。ただし、代わりとなる報酬システムが用意されています。そこで今回の記事では、YouTubeショート動画の作り方と投稿方法、収益が得られる報酬システムに関して解説していきます。YouTubeショート動画の作り方と投稿方法人気のTikTokのように、YouTubeでも手軽にショートムービーを楽しめるサービス「YouTubeショート動画」が注目を集めています。YouTubeショート動画は従来の横長画面ではなく、スマホを縦にした状態のまま楽しめる縦長の動画サービスです。最大60秒までの短い動画を撮影・視聴でき、ユーザーは画面スクロールで次のショート動画を視聴できるため、チャンネル登録をしていない層にも視聴してもらえます。動画の作り方も簡単で、撮影はYouTubeのスマホ用アプリの『YouTubeShorts』機能を使って【ショート動画を作成】で行い、そのまま自分のチャンネルに投稿できる仕組みです。しかし人によっては「上司のチェックが必要」など、撮影直後に投稿できない場合もあります。そんなときは、PCを使用した投稿方法もおすすめです。撮影したYouTubeショート動画の投稿方法は、以下のとおり2通りあります。PCからショート動画を投稿する方法YouTubeショート動画をPCから投稿するときは、以下の手順で行います。YouTube Studio にログインする【作成】・【動画をアップロード】の順にクリックする投稿したいショート動画ファイルを選ぶタイトルまたは説明に #Shorts を入れる【ドラフトを編集】で動画の詳細情報を入力するPCで投稿するときも、動画の長さは60 秒以内におさることが必要です。アスペクト比も、正方形または縦長になっていることを確認しましょう。PCから投稿するメリットは、YouTubeショート動画を一度に 15 本まで投稿できることにああります。複数本をまとめて投稿するときは、【ドラフトを編集】で各動画の詳細設定を行うことを忘れずに。参考)YouTube ショートを作成するhttps://support.google.com/youtube/answer/10343433?hl=ja&ref_topic=10343432スマホからショート動画を投稿する方法スマホのYouTubeアプリからも投稿できます。撮影直後に編集まで済ませて投稿する方法もあれば、あらかじめ撮影しておいたショート動画をスマホから投稿することも可能です。AndroidとiOSで大きな違いはなく、手順は以下のとおりです。アプリのYouTubeShorts機能を開く【作成】・【動画をアップロード】の順にタップする投稿したい動画を選ぶ【次へ】をクリックして動画編集を行う【次へ】をクリックしてタイトルなどを設定する【視聴者を選択】で子ども向けかどうかの質問に回答する前の画面に戻り、【アップロード】で投稿する選んだ動画が60秒以上あるときは、動画を選択したときに自動でカットエディタが表示されるため、スタート時間などをカットして時間を調節しましょう。動画編集時はテキストなどを入れられる他、音楽を入れることもできますが、YouTubeライブラリの音楽を使用できるのは15秒までの動画となっている点に注意です。参考)YouTube ショートを作成するhttps://support.google.com/youtube/answer/10343433?hl=ja&ref_topic=10343432YouTubeショートの利用メリットやスマホ・PCからの投稿方法について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。▶︎参考記事:【YouTubeショートとは?】利用メリットと、スマホやPCからのアップ方法を解説 YouTubeショート動画で収益は得れる?YouTubeは個人・企業を問わず自由に動画を投稿できることに加えて、条件さえ満たせば収益を得ることもできます。実はYouTubeショート動画も、条件次第で収益を得られる「ショートファンド」を開始しており、多くの人にチャンスがあります。収益が得れる「ショートファンド」とは「YouTubeショートファンド」と呼ばれる基金があり、ショート動画を投稿したYouTuberの中から条件を満たす者に分配される方式です。YouTubeショート動画は短いためにCM広告費がつけられない問題がありましたが、基金を利用して一定条件下で収益を得られるようになりました。収益を得るための条件は、YouTubeによる動画の審査に合格することです。どのような基準が設けられているか具体的なアナウンスはありませんが、ショート動画の再生回数や高評価の数など、動画のパフォーマンス性を重視した審査となっています。明確化されている一部の条件は、以下のとおりです。過去180日以内に1本以上ショート動画を投稿したオリジナルの動画であることYouTubeコミュニティガイドラインや著作権などを遵守している仮に自社で作成したショート動画であっても、すでに他のSNSなどに投稿したものは、転用として収益化の対象動画から外れるので要注意です。通常動画・ショート動画含め、効果的なチャンネル運用をしましょうYouTubeショート動画は視聴された回数をもとに審査され、合格となったクリエイターのみ収益を得られる仕組みです。そのためYouTubeショート動画で収益を得るためには、視聴してくれるファンをいかに増やして維持するかが重要です。ファンを増やす効果的なチャンネル運用について悩んでいる方は、YouTubeマーケティングに強い専門会社に相談してみてはいかがでしょうか。弊社ではYouTube shorts(ショート動画)の活用など、トレンドを踏まえたYouTubeチャンネルの企画から、撮影・編集・投稿・分析・その後の改善まで一貫した業務を代行させて頂くことが可能です。チャンネルの運用方法がわからない、自社の業務とYouTubeの運用や動画制作の並列が難しいなどの困りごとがありましたら、ぜひお問い合わせ窓口より相談ください。その他、YouTubeに役立つ資料も無料公開中です。