YouTubeのロゴの非表示は簡単に設定できることはご存知でしょうか?さらに、さまざまなタグコードを使って埋め込み動画を設定すれば、WEBサイトやSNSをより有効活用することも可能です。そこで今回の記事では、YouTubeの埋め込み動画でロゴを非表示にする方法をご紹介します。埋め込み動画でロゴを非常にしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。YouTubeの埋め込み動画でロゴを非表示にしたい理由YouTubeで動画を視聴していると、動画内に表示されているYouTubeのロゴをよく見かけます。動画にロゴがあるとYouTubeから配信されていると分かります。YouTubeのチャンネルへ誘導した場合にはとても便利なロゴ表示ですが、ご自身のWEBサイトやブログなどのSNSでの配信時にそのままコンテンツに残ってほしい場合には不便なロゴになってしまいます。YouTubeのロゴを消しておけば、企業のブランディング効果があがります。視聴者は企業のWEBサイトから発信されているのかYouTubeから配信されているのか分からず動画を視聴してくれるからです。さっそくYouTubeのロゴを非表示にする方法を見てみましょう。デザインが崩れるロゴが表示されていることで、デザインが崩れる原因にもなります。また、埋め込み動画にロゴがあると動画の配信がどこから配信されているか分かるため、ブランディングが損なわれます。訪問者の離脱を防ぎたい一度離脱した視聴者は、同じチャンネルに興味が無くなり視聴率が低減する原因となります。わざわざ丁寧に作った動画が、YouTubeのロゴを表示することで視聴率が下がっては台無しです。チャンネルのリピーターを増やすためにも、ロゴを非表示にしたいものです。YouTubeの埋め込み動画でロゴを非表示にする方法3STEPここまでお読みいただければ動画内のYouTubeのロゴをどう活用するかは、視聴者の導線をどのように引きたいかがポイントとなります。ここからは、ロゴを非表示にするにはどうしたらいいのか、3つのSTEPでご紹介します。1:埋め込みコードを取得するご自身のWEBサイトやブログ、SNSなどに動画を埋め込む際、まずは動画の埋め込みコードを取得します。次に、動画の埋め込みコードにYouTubeのロゴを非表示させるタグコードを書き加えれば、ロゴは非表示にできます。2:「modestbranding」タグを使う「modestbranding」タグを使用することで、YouTubeのロゴの表示や非表示が選択できます。「modestbranding=0」はロゴの表示、「modestbranding=1」はロゴ の非表示となります。3:動画IDの最後に追加する動画IDの最後にYouTubeのロゴ非表示のタグコードを追記する際は、タグコードの前に「?」を使います。埋め込みコードの動画IDの最後に「?」を付け、前述したようにロゴ を表示させたい場合は「modestbranding=0」を、非表示にさせたい場合は「modestbranding=1」を使いましょう。YouTubeの埋め込み動画のカスタマイズ6つYouTubeでは、ロゴの非表示以外にいろいろなタグコードのカスタマイズができます。ここからはYouTubeの埋め込み動画のカスタマイズについて解説していきます。今回は、コントロールバーを始めとした6項目をピックアップしていきます。YouTubeの埋め込み動画のカスタマイズについてご興味がある方は、参考にしてください。1:コントロールバーYouTubeの動画には、画像の進行状況が秒刻みで確認できるコントロールバーがあります。コントロールバーには音量調整も付いているため、常時表示状態にして自由に動画を進められます。もし、動画にコントロールバーが不要な場合は、コントロールバーを非表示設定にできます。コントロールバーを非表示設定にすると、画像内で一時的に隠れた状態になります。この状態は、コントロールバーが消えてしまったのではなく、見えなくなっただけです。隠れているコントロールバーの部分にカーソルを合わせると、一時的にバーが表示されます。埋め込みコードの動画IDの最後に「?」を付け、コントロールバーを非表示させた場合は、「controls=0」となり、コントロールバーを表示させたい場合は「controls=1」を使いましょう。なお、初期設定は「controls=1」がコントロールバーの表示となっています。色をカスタマイズコントロールバーとシーケンスは、カスタマイズして色を変更できます。デフォルトはコントロールバーがブラック 、 シーケンスバーがレッドとなっています。色は3色あり、ホワイト、レッド、ブラックです。色の組み合わせは自由に選べます。ご自身の動画のコントラストに合う色を選んでみましょう。2:タイトルバーYouTubeの動画には動画のタイトルが表示されています。これは、どんな動画なのか読み取れて便利ですが、タイトルバーがあるために画像の一部が見にくくなり、コンテンツの邪魔をする場合があります。そんな時は、タイトルバーの非表示が可能です。埋め込みコードの動画IDの最後に「?」を付け、タイトルや評価などの情報を非表示させたい場合は「showinfo=0」となり、表示させたい場合は、「showinfo=1」を使いましょう。3:自動再生YouTubeでは、動画ページを開いた際に「PLAY」をクリックして再生できる手動再生や、自動で再生できる自動再生を設定できます。埋め込みコードの動画IDの最後に「?」を付け、手動再生の場合は「autoplay=0」、自動再生の場合は「autoplay=1」となります。なお、デフォルトは手動再生となっています。4:時間指定動画の見どころを強調したい場合には「start」により動画の開始位置を秒数で設定できますし、動画の終了位置も「end」で秒数を指定できます。埋め込みコードの動画IDの最後に「?」を付け、「start=再生開始位置(秒数)」、「end=終了位置(秒数)」と入力しましょう。時間指定はすべて秒数設定になるため、動画を2分後から開始させたい場合は120秒と設定します。5:関連動画動画が終了すると、さまざまな関連動画が現れます。ご自身の動画に関連している動画が表示される場合と、全く違うジャンルの関連動画が表示される場合があります。現在のYouTubeのオプション設定では、関連動画を非表示にできる設定はありません。関連動画として、ご自身の動画内容と同じようなチャンネルから表示させるか、YouTubeの全チャンネルから選択できます。埋め込みコードの動画IDの最後に「?」を付け、同じチャンネルにある関連動画を表示する場合は「rel=0」、すべてのチャンネルの中から関連動画を表示する場合は「rel=1」にします。6:枠線YouTubeの動画にはフレームのように枠線が付いており、この枠線は非表示にできます。埋め込みコードの動画IDの最後に「?」を付け、枠線を非表示にしたい場合は「frameborder=0」、表示させたい場合は「frameborder=1」を使いましょう。なお、初期設定では非表示となっています。YouTubeの埋め込み動画の注意点3選時代の流れとともにYouTubeなどの動画配信は急成長しています。埋め込み動画を使えば、ブログなどのSNSにてバラエティー豊かな情報発信が楽しめます。しかし、埋め込み動画を使用する際には、注意する点が3つあります。ここからは、YouTubeの埋め込み動画の注意点を紹介します。1:関連動画は非表示できない以前はYouTubeの埋め込みオプションを使って関連動画を消せたのですが、現在はYouTubeの使用が変わり関連動画の非表示ができなくなってしまいました。「rel=0」のタグコードを使っても関連動画は非表示にできません。このタグコードを使うと、同じチャンネルの関連動画が表示される設定になります。「やはり関連動画は非表示にしたい!」という場合には、ループというパラメーターを使い、同じ動画が繰り返し表示されるようできます。この場合、関連動画は表示されません。埋め込みコードの動画IDの最後に「?」を付け、「loop=1&playlist=繰り返し表示させたい動画ID」と入力しましょう。2:著作権のあるものは禁止テレビ番組、アニメ、映画、音楽、ダンスは著作権が発生するため、相手の許可なく埋め込み動画として使用することはできません。例えば、動画撮影時にたまたま著作権音楽が流れていたり、ダンスを踊っている人が動画の音声や背景に入ってしまった場合でも例外は認められません。出典: 著作権Q&A|公益社団法人著作権情報センターCRIC参照:https://www.cric.or.jp/qa/hajime/hajime8.html3:違法アップロードは禁止著作権付きの動画が気に入ってしまってアップロードし埋め込み動画として使用した場合、違法アップロードとなります。また、他人の動画をアップロードし、タグコードを改変して自分のSNSなどで使用するのも著作権侵害の対象となりますので注意しましょう。出典: 著作権Q&A|公益社団法人著作権情報センターCRIC参照:https://www.cric.or.jp/qa/hajime/hajime8.htmlYouTubeの埋め込み動画のロゴを非表示できるようになろうさまざまなYouTubeの埋め込み動画の設定を解説しました。どれもすぐに使える設定です。ご自身のWEBサイトやSNSで埋め込み動画を正しく使って、企業のブランディングに役立てましょう。