成果報酬型のアフィリエイト施策を実施している、もしくは実施検討している広告主様も多くいらっしゃるかと思います。アフィリエイト施策にはメリットだけでなくデメリットもあり、また効率的に実施するためにはASP選びが非常に重要となっています。アフィリエイターと広告主を繋いでくれるASPは、サービスによって得意な案件が異なり、報酬体系にも違いがあるためです。そこで今回記事では、アフィリエイト広告のメリットとデメリット、そしておすすめのASPとの付き合い方を解説していきます。これからアフィリエイト広告を実施検討されている方はぜひ今回の記事を参考にしてみてください。アフィリエイト広告を利用するメリット・デメリットアフィリエイト広告は、アフィリエイターと呼ばれるメディア運営者やインフルエンサーに自社の広告を配信してもらう、成果報酬型の広告手法のことです。自社ではなく、社外の人間に広告配信を委託するスタイルは、メリットもあればデメリットもあります。アフィリエイト広告で失敗しないためには、メリットだけではなくデメリットも理解したうえで適切な広告出稿を行うことが大切でしょう。広告主側の、アフィリエイト広告にけるメリット・デメリットは、次のとおりとなっています。アフィリエイト広告を利用するメリット企業がアフィリエイト広告を利用するメリットは、以下のとおりです。①費用対効果が高いアフィリエイト広告は、あらかじめ広告主が成果に対する報酬額を決められます。テレビCMや屋外広告などは広範囲にブランディングする意味ではある程度の効果が期待できますが、一方でどれだけのユーザーにリーチできているのか、厳密な効果測定は難しくなっています。一方のアフィリエイト広告は、成果という明確な数値で効果が分かります。報酬も成果に応じて支払うため、事前に莫大な費用をかけて出稿するタイプの広告に比べると、効果に見合った費用のみをかけられるでしょう。②余分な広告費をかける必要がないテレビCMなど、従来の広告は事前に莫大な費用を支払う必要がありました。Web広告や動画広告も、中には出稿費用が安価や無料の場合がありますが、掲載場所によっては数十万円~数千万円かかったり、動画制作費が高くついたりします。アフィリエイト広告の場合、かかる初期費用はASPの費用やアフィリエイトリンク用のLP制作費程度となっています。月額利用料が無料のASPもあるため、初期費用や固定費を抑えやすいでしょう。成果が出なければアフィリエイター(広告配信者)には報酬を支払う必要がなく、余分な広告費をカットできるため、小規模の企業でも広告を打ちやすくなっています。③商品やサービスに合ったメディアで紹介されるアフィリエイトは、広告主がASPを通じて提示した案件の中から、広告を発信するアフィリエイターが自由に取り扱う商品やサービスを選びます。報酬の高さや成果の条件、自分のメディア・ユーザーとの親和性などを考慮して案件を選ぶため、報酬額が低くても出稿できるチャンスがあります。商品やサービスとの親和性の高いメディアで紹介されれば、ターゲットユーザーにリーチしやすく、成果につながりやすくなっています。アフィリエイターによってはYouTubeやTwitter、InstagramなどSNSも活用して幅広く宣伝してくれるケースもあり、自社ではリーチできない層にもアプローチできるでしょう。④Webマーケティングにかけるリソースを抑えられるアフィリエイターは成果を発生させるため、自分のメディアを改善したりSNSなど他のアプローチ方法も取り入れたりと試行錯誤して宣伝してくれます。消費者目線で商品やサービスの魅力を伝えてくれる分、企業が一方的にメーカー目線で発信する情報よりもユーザーに受け入れられやすい傾向にあります。一方の広告主は、ASPへの出稿後はほとんどWebマーケティングにかけるリソースをアフィリエイターに委託できるため、自社の従業員の負担を減らせます。Webマーケティングにかけるリソースを抑えられる分、他の広告発信や日常業務などに従業員を配置できるでしょう。アフィリエイト広告を利用するデメリットアフィリエイトは費用面をはじめ多くのメリットがある一方で、以下のようなデメリットも存在しています。①イメージに合わないプロモーションをされることがある商品やサービス、ブランドの持つイメージがアフィリエイターに伝わっていなければ、予想外の方向で宣伝されるリスクがあります。基本的に広告主とアフィリエイターが直接やり取りをすることはないため、間違ったイメージでプロモーションが計画されていないか、事前に知る術はありません。ただし広告配信後にあまりにもイメージとかけ離れていたり、問題が生じたりしている場合は、ASPを介して広告の配信を中止してもらうことができます。②成果につながらない場合もあるアフィリエイターは、Webマーケティングに詳しい人もいれば、まったくの初心者もいます。掲載される広告の規模もさまざまなため、必ずしも成果につながるとは限りません。報酬を安く設定しすぎたり、提携や成果の条件を厳しくしすぎたりすると、宣伝してくれるアフィリエイター自体が増えず、思うように成果が得られないこともあります。③ランニングコストがかかる場合があるASPの中には、一度登録すれば月額利用料など固定費が発生し続けるタイプもあります。広告を出稿して大きな成果を得ていれば良いですが、出稿していない時期や成果が出ていない間も固定費はかかります。売上につながらなければ、固定費がかかる分、赤字となってしまうでしょう。登録自体は無料なASPを選ぶなど、出稿するASPは慎重に選ぶことが大切です。初めてアフィリエイトASPを利用する際の付き合い方アフィリエイトの成功を左右する要素のひとつが、登録するASPでしょう。ASP自体に知名度がなければアフィリエイターは集まりにくく、広告の宣伝効果は期待できません。また、規模以外にもASPの特徴が広告の成果に大きく影響することがあります。初めてアフィリエイトASPを利用する際の付き合い方として、次の3つを意識することが大切です。自社の商品にマッチする媒体が多いASPを選ぶASPごとに得意な業種、抱えているアフィリエイターの傾向は異なります。自社の商品にマッチする媒体が多いASPを選ぶことが、広告の宣伝効果を最大化させるコツとなっています。たとえば化粧品に力を入れているASPで、車用品の広告を出稿しても、提携してくれる媒体は多くないでしょう。事前にASPが取り扱っている広告をチェックして、自社の商品やサービスと相性の良い媒体は多そうかどうかを判断するようにしましょう。獲得効率が上がるような情報は積極的に流しましょうアフィリエイターやASPの担当者が、業界や商品のトレンドに詳しいとは限りません。ユーザー動向など顧客の獲得効率が上がるような情報を得たときは、積極的に情報提供して成果発生を後押しするようにしましょう。CVRが高いキーワード、購入意欲の高いユーザーの動向、商品の特徴など、役に立ちそうな情報を広告主が提供すれば、デメリットにあげたイメージに合わないプロモーション防げるます。提携承認などはスピーディーに対応しましょう反応の速さも提携アフィリエイターや広告掲載メディアを増やすコツです。たとえば広告の掲載を始めるとき、アフィリエイターとASPを介して提携しますが、参加者を事前に審査することもできます。誰でも良いから、とにかく掲載数を増やしたいという場合は、自動承認に設定しておくと審査の手間が省けるうえ、スピーディーに提携できます。きちんと掲載メディアを審査してから提携したい場合は、アフィリエイターから提携申し込みを受け、審査後に承認するようにしましょう。提携承認をスピーディーに行うことができれば、アフィリエイターのモチベーションが高いうちに広告掲載してもらえます。逆に提携承認までのタイムラグが開きすぎてしまうと、アフィリエイターがモチベーションを低下させたり、同業他社の案件へ流れたりするリスクがあります。成果の承認など、他のレスポンスも可能な限り早く対応することを心がけましょう。インフルエンサーを活用したアフィリエイトを実施するなら、弊社までご相談ください。インフルエンサーを活用したアフィリエイトは、SEOやアドアフィリエイトといった各種アフィリエイト施策のなかでも一般的になりつつありますが、これからメジャーになっていくアフィリエイト施策と言えるでしょう。YouTubeやTikTok、Instgaramだけでなく各種SNSを組みわせたりASPを使いながらアフィリエイトを行っていくことが大切です。弊社では、アフィリエイト広告のコンサルティングサービスを提供しています。インフルエンサーを活用したアフィリエイト広告施策をご検討の企業様は下記までお気軽にご連絡くださいませ。お問い合わせはこちらから。