LP（ランディングページ）を制作したいけれども、いくら予算を用意すれば分からないとお困りの担当者も多いかと思います。LPは、デザインやコーディングだけ依頼するのであれば10万円程度で制作できます。ただし、デザインにこだわりしっかりと成果を上げたいのであればより予算をかけていくことも必要です。本記事では、LPの費用相場を解説するとともに、価格帯ごとのサービス内容の違いについて説明します。Start-Xでは、LP制作サービスを提供しています。無料のオンライン相談も受付中ですので、LP施策に興味がある企業様はぜひ気軽にお問い合わせください。>>Start-Xへ無料で相談するLP（ランディングページ）制作の費用相場一般的なLP（ランディングページ）の作成にかかる費用は、10万円〜60万円程度が相場となっています。価格帯目的発注先納品作業範囲LPO（運用サポート）10万円以下何よりコストを抑えたいフリーランス2週間〜1ヶ月なし×10〜30万円コストを抑えつつも一般的なLPを作りたいフリーランス（一部、制作会社）2週間〜1.5ヶ月公開後の修正×30万円〜60万円デザインにこだわりたい中小制作会社1ヶ月〜2ヶ月設計企画原稿執筆公開後の修正△(一部あり)60万円以上CVRを最大限に高めたい中小～大手制作会社1ヶ月〜3ヶ月設計企画原稿執筆公開後の修正〇簡易的なLPであれば10万円ほどで作成できますが、「CVの獲得率にこだわりたい」「ブランドのイメージを伝えたい」といった要望がある場合では価格帯が上がるのが通例です。また、制作後も運用・管理・改善を行ってくれるかも選ぶ際には重要で、カバーできる作業範囲が広くなるほど、依頼価格が上がる傾向にあります。サービス範囲と費用感を照らし合わせながら、相場を見ていきましょう。10万円以下｜フリーランスへ依頼可能10万円以下でLPの制作をする場合、フリーランスに依頼するのが一般的です。知り合いやクラウドソーシングなどを活用することで、依頼先を見つけられます。LPの構成やライティング・市場調査・サーバーの準備等などは依頼主側で行い、デザイン・コーディングのみを依頼する形式がほとんどです。デザインはテンプレートを使用するのが一般的なため、あまりデザインにはこだわらず、とにかく安くLPを作りたい場合に向いています。所要期間は2週間～1ヶ月で、制作後のサポートは付いていない場合が多いです。競合調査構成案作成ライティングデザインコーディング公開LPO▲（テンプレートを使用）●●10万円〜30万円｜小規模な制作会社へ依頼可能10万円〜30万円でLPを制作する場合、実績が豊富なフリーランスや小規模の制作会社に依頼する場合が多いです。構成の作成、テンプレートを使用しないオリジナルのデザインを採用し、よりターゲットに焦点を当てたコンテンツを制作してくれます。ただし、この価格帯であれば制作後の運用サポートやライティング自体の費用は含まれておらず、別料金となることがほとんどです。制作には2週間〜1.5ヶ月を要するのが相場と言えるでしょう。競合調査構成案作成ライティングデザインコーディング公開運用後のサLPO●●●●30万円〜60万円｜中小規模の制作会社へ依頼可能30万円〜60万円でLPを制作する場合、中小規模の制作会社に依頼できます。LPの制作実績も豊富なため、ターゲットを意識した構成作成や市場調査、コンバージョン率アップを目指したライティング等も対応してくれます。制作後の運用サポートの有無は制作会社によって異なるので、事前に確認しておく必要があるでしょう。所要期間は1ヶ月〜2ヶ月で、構成やコンテンツにこだわってLPを作り込みたい事業者に向いているサービスの価格帯です。競合調査構成案作成ライティングデザインコーディング公開LPO●●●●●●60万円以上｜大手の制作会社へ依頼可能60万円以上のLPを制作する場合、中小規模の制作会社から大手の制作会社まで幅広く依頼できます。デザインやコーディングに加えて、事前の市場調査から制作後の運用サポートなどを一気通貫で行ってくれるサービスの価格帯です。運用の分析を踏まえてCVRの改善もサポート（LPO）してくれるため、「LPを作成して成果を出したい」「Webマーケティングに本腰を入れたい」ケースでもおすすめです。1ヶ月〜3ヶ月が制作にかかる場合が多くなっています。競合調査構成案作成ライティングデザインコーディング公開LPO●●●●●●●LP（ランディングページ）制作費用が決まる要素LP制作にかかる費用は主に、以下の要素に応じて変動します。ページの長さ・文字量の多さ写真撮影・素材の用意の有無レスポンシブ対応納品形式Web広告の運用代行LPOコンサルティングページの長さ・文字量の多さページの長さや文字量の多さによってLPの制作費用は変動します。依頼する企業によって値段設定が異なるため、一概に何ページ分（あるいは何文字分）でいくらとは決まっていません。同じ予算でも対応してくれるコンテンツ量に差が出るため、必ず複数社に見積もりを取って比較しましょう。写真撮影・素材の用意の有無LPで使用する写真や画像の用意が必要かで制作費用が決まります。撮影するカット数、パターン数、所要時間など工数によって費用が上下するのが通例です。オリジナル性を重視するなら撮影する方が良いですが、費用を安く抑えたいならフリー画像を使用するのもよいでしょう。画像サイトの有料プランに課金する場合でも、撮影費用より安く抑えられることが多いです。対応カット数平均相場5～25カット15,000～50,000円レスポンシブ対応「レスポンシブ対応」とは、PC・スマホ・タブレットなどのデバイスによって画面の表示を適切な形に変える機能を言います。レスポンシブ対応させるかによっても費用は変動します。対応させる場合は150,000円ほど追加で費用がかかると想定しておきましょう。納品形式LPを納品してもらう時に実装まで任せるか、自社で実装は行うかによって費用が異なります。Ｗeb上に公開された（実装された）状態で納品してもらう方が、工数がかかるため高額になりやすいです。実装まで依頼する際にかかる費用の相場は、100,000円ほどです。自社で実装を行う場合は、制作会社にファイルで納品してもらい、自社でサーバーへアップロードしなければなりません。自社での手間がかかる代わりに依頼費用は安く抑えられます。Web広告の運用代行LPを制作した後、広告を運用してもらい、LPの露出を高めるサービスを提供する制作会社もあります。運用を代行してもらう際の費用相場は約200,000円からです。広告運用を依頼する際は、依頼する費用の中に出稿料が含まれるのか、広告出稿でどれだけの流入が見込めるのか等を踏まえて判断する必要があります。また、制作会社によっては出稿する予算が1,000,000円以上でないと受け付けない企業もあるので、一度確認してみてください。LPOコンサルティングLPを運用する中で、ユーザーの動きやデータを分析し、都度改善を繰り返すことでコンバージョン率の高いLPに仕上がります。その際、LPO（ランディングページの最適化）を行いますが、制作会社に分析から改善策の提案～実施までを依頼することも可能です。コンサルティング・運用費用として毎月150,000円ほどかかるのが相場ですが、プロのLPOスキルを借りられると考えれば安いともいえるでしょう。改善策の提案と実施がセットになっている場合もあれば、別で料金がかかる場合もあるので、事前に確認してみてください。LPのCVRを改善する7つのポイントを詳しく見るLP（ランディングページ）制作の流れと費用の内訳ランディングページの費用を構成する要素として、以下の6つが挙げられます。競合調査構成案作成・ライティングデザインコーディング公開運用後のサポート・LPOどのような工程なのか、それぞれ解説します。競合調査LP制作を始める前に、競合調査や市場調査を実施します。具体的なターゲットやペルソナ・広告出稿のキーワードなどを決める工程です。また価値のあるLPにするために、自社の強みや競合との差別化ポイントなどを洗い出す必要があります。低価格でLPを制作する場合は、事前の調査は自社で行わなければいけないため、マーケティング部門などを巻き込んだ施策の展開が必要となってきます。構成案作成・ライティング競合調査が終わったら、LPに掲載する具体的な内容について決めていきます。LPでは何をユーザーに訴求するのか・どのような順番で情報を見せるのかが非常に重要なため、構成案を作成することが一般的です。構成案をFIXできたら、ライティングや画像・動画・ロゴの準備に取り掛かります。デザインLPの色合いやフォント・素材の配置や配色・CTAの設置などを決めていきます。デザインによってコンバージョン率は変化するので、ターゲットや自社のブランディング等も考慮しながら決めていくことが必要です。コーディングデザインが決まったらコーディングを実施します。ページの表示速度やデバイスごとの見え方等にも注意を払うことが大切です。公開実際にコーディングが終了したら、テスト環境で問題なくユーザーに見えているのかを確認します。LPを公開する際には、ドメインの取得やサーバーの用意が必要となるので、事前に準備をしておきましょう。運用後のサポート・LPOLPは制作して終わりではなく、分析を繰り返しながら少しずつ改善を実施します。ランディングページの成果を高めていく施策を「LPO（ランディングページ最適化）」と呼びます。中小の制作会社や大手制作会社では、多くの改善実績を持っているため、CVR改善に向けて適切なアドバイスを受けることも可能です。売れるLP（ランディングページ）の作り方を詳しく見るLP（ランディングページ）制作を依頼する企業の選び方LP（ランディングページ）制作を依頼する企業の選び方は、以下の4つの点に気を付ける必要があります。LP制作の実績がオープンで成功事例が豊富である自社の状況に沿った提案を受け納得いくまで説明してくれる依頼先の担当者と密に連携が取れて対応が丁寧であるプラン内容や費用の総額が明示されているLP制作の実績が豊富にあり、企業の公式サイトやSNSの発信などで公開されている企業を選びましょう。自社と同じ業種の実績があれば、業界知識を持っていることがわかるため、より安心して任せられます。また、対応が迅速かつ丁寧な企業を選ぶのがおすすめです。密に連携をとろうとしてくれる他、自社の希望を叶え目標を達成するために尽力してくれるでしょう。さまざまなサービスを比較する中でプラン内容・費用など明示されている情報を比較し、申し込み後のヒアリングや契約前の打ち合わせで、入念にすり合わせるなど、依頼前の対応も含めて判断してみてください。費用を抑えながら高品質のLPを制作したいならStart-X本記事では、LP（ランディングページ）の費用感について価格帯ごとに解説をしました。費用によって受けられるサービスやデザインのクオリティなどが異なります。LPの制作目的や予算などを加味しながら、最適な価格帯を選択するのが大切です。なお弊社では、LPの企画や戦略設計・実際の制作～運用のご支援も行っています。採用率1%以下の独自審査を通過した20名以上のマーケター・デザイナーがLP制作を対応いたします。コストを抑えながら、高クオリティのLP制作を実現し、高いコンバージョン率を期待することも可能です。無料のオンライン相談を実施していますので、LPの施策に興味がある企業様がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。>>Start-Xへ無料で相談する