【背景/課題】・もともとをマス向け広告含め、全方位的なマーケティング施策を行っていたが競合他社に大きくシェアでは負けてしまっていた状況・リブランディングの実施をしようと思っていたが、マーケットにフィットしそうな新商品はあるもののマーケティングや戦略PR、ブランドの知見が社内には不足しており打開策が見出せずにいた・ブランドの世界観も大事にしているが、ポジショニングや新商品に対するコピーなども全く無い状況からスタートした【アプローチ】・徹底的な対話を通じて、ブランドや製品に込めた想いやヒストリーを丁寧に掘り下げることでブランドの世界観を再度作っていく・大型のマスプロモーションや同時並行で実施を想定していたPR・Webプロモーションの準備を短期間で実行・広告/PR施策展開、イベント施策やメディアキャラバンの実行・メディア対応まで泥臭く実行【効果/結果】・プロジェクトのチームメンバーだれもが納得する世界観やブランド作りができた・競合ブランドの負けない認知の獲得、および20-30代の若手世代のアパレルにトレンドとして認識をしてもらい世の中的なムーブメントまで繋げることができた。・各種マーケティング/PR施策の結果、昨年対比で300%以上の売上を達成することができた①ブランドの世界観をクリエイティブで体現化するこれまでの既存製品のマーケットでは、40代以上のファンが多く一定の市場シェアは取っていたものの5年10年先を見据えると厳しい経営環境になっておりました。また、現社長や経営陣が新世代(20-30代)へのマーケティングも検討していた時期でもあり、ビジネスとして自社の強みを活かしながらも、新しいプロモーション戦略を展開していくことを模索されておりました。また、プロジェクト立ち上げ当初から世界観やブランドを重要視されており、その高いブランド力をどのように作り、お客様に伝えていくかを模索されているタイミングでもありました。そのため、まずは我々はブランドの深い理解と言語化のために、チームメンバーの方々と数々の対話を実施して、ブランドを言語として共通認識できるようにするステップを設けました。その言語化されたブランドをうけて、ペルソナも精緻に作成し、新たなブランドコミュニケーションやクリエイティブ軸を定義しました。これにより、新規に興味をもっていただいたお客様へのコミュニケーションもスムーズに展開できるようになりました。②コアファンから世の中的なムーブメントへ上述の通り、これまでのコアファンはブランドの往年のファンである40-50代となっておりました。これでは、5-10年後に消費活動が徐々に衰えていくことに危機感を感じており、アパレルブランドとして20-30代の若者にファン作りができるようなコミュニケーションをプランニングしていきました。まず、初期にターゲット設定したのは「ストリートブランド」好きな若者です。ストリートコーデに新製品を取り込んでもらえるようなPR戦略を設計し、実行に移していきました。具体的には、渋谷〜原宿エリアの屋外広告をジャックしたりストリートカルチャーの中心にいる人物を広告塔に起用した上でWeb広告やプレスリリース、イベントを開催していきました。結果として、これまで店舗やECサイトに訪れることが少なかった20-30代がアクセスしてくれることになり、ストリートコーデのなかに新製品を取り入れてもらうことに成功。UGC含め多くのメディアやSNSへの露出に繋がり、コアファンからムーブメントへ転換していきました。最終的には、競合他社製品に負けないぐらい街中でブランドを身につけていただく方を見かけるまでとなり売上も昨年対比で300%以上を達成することができました。これから、若者向けのプロモーションを展開されたいと検討されている方、広告や戦略PRをミックスしたマーケティング戦略で事業を大きく成長させていきたい方はぜひお問い合わせよりお気軽にご連絡ください。