【背景/課題】代理店への依存度が高く、企画、提案は代理店任せで自分たちで受注をコントロールできない「紙」中心の運用のため、旬(リアルタイム)な情報を提供できていない(制作期間を考えると半年前の情報が「最新」となってしまう)仕入れの情報が共有化できておらず、「案件」で異なってしまう【アプローチ】情報収集をプラットフォーム化する事で、情報のハブ化を実現プラットフォームより情報を吸い上げた商品DBの構築旬(リアルタイム)な情報発信サイトを構築し新規顧客の獲得を目指す【効果/結果】社内における「デジタル化」の下地ができた大型のプロジェクトをデジタル中心で行い、成功に導くことができた①社長直下のデジタル化の推進プロジェクトとなり、担当の社内での評価が上がった。 デジタル化をきっかけに将来的な「BtoC」事業への視野が拡がった クラウドファウンディグを計画し、BtoC事業のトライアルも視野に。②約1年半をかけた大型の新規プロジェクトでは「対面型販促」より「マーケティング」を重視今回のプロジェクトは通常案件の「BtoB」ではなく、「BtoC」 以前の類似プロジェクトでは、「カタログ作成」〜「営業配布」〜「注文」だったのに対し、「オウンドメディア」〜「WEBマーケティング」〜「注文」を軸とした「マーケティング」主導のプロジェクトを行いました。実施施策は下記の通り。オウンドメディア:単なるカタログサイトに留まらず、「ノウハウ」の提供「情報コンテンツ」も構築し、以下の施策を実施。SEO対策:コンテンツマーケティングを行い、自然流入での獲得を行なったWebマーケティング:Web広告を1年間実施。想定より多い流入を実現また、BtoCプロジェクトであったが、コンテンツマーケの成果としてBtoBの提携先パートナーも増加する結果となり満足のいく結果を生むことにつながり成果に貢献できました。<余談>〜前職時代のキャリアが相手の信頼を生む〜先方担当に初回アポイントの連絡をした際は「あまり期待されないでくださいね。」という内容の書かれたメッセージが届いていました。担当者が自社の立ち位置を販促系の企業の中でも「ニッチな業界」という位置付けをしていたようで、新しいことを始める、知らない人には理解しにくいポジションと思っていたのも事実です。ところが、偶然にもメンバーが前職時代に同業に近い仕事をしていたので、初対面で私のキャリア、その業界での経験、印象を話したところ、話がフィットしたことで親近感を感じ、課題を全て話してくれることになり、「業界を知り尽くしているなら安心して相談できるかも」と課題全てを話していただき、デジタル化を軸とした提案、実現が可能となりました。